解剖学
ヨガインストラクターになるために学んだ解剖学。
それまでは、日常で骨や筋肉を意識することなんてまったくありませんでした。
身体について学びを深めるにしたがって、最近では、学校で解剖学を教えたほうがいいんじゃないかな、とまで思うようになりました。
中学校か高校の体育の授業に取り入れたら、もっと身体について関心を持つ人が増えて、様々な障害や不調の予防になると思うのです。
若いころに解剖学を学んでいれば、年をとってからの不調にも、医者や整体師など人任せにせず、自分で身体をケアできる人が増えるのではなかと思っています。
不調を繰り返す人のほとんどが、整体に行ってもそのときしか効かないと嘆いています。
本当の原因は、自分自身が身体のことを知ろうとせず、生活習慣や身体の使い方を直していないからなのです。
スマホやPCなどの生活環境が人間の不調を招いているというよりは、人間の身体への意識の低下が不調を招いているのかもしれません。