何を残せるか
小林麻央さんが逝去されてから1か月以上が経ちました。
彼女がブログをはじめてから、気になって時々読んでいたので、訃報を聞いた時は、本当に驚きました。
最近、泣く、ということがあまりなかったのですが、訃報の翌朝、夫である市川海老蔵さんのブログに、出かける支度をしながら朝から泣いてしまいました。
ともあれ、彼女は大きなもの残したと思う。
彼女が亡くなって、人々の関心は、「死」ではなく「生」に向かったと思う。
どう死ぬかではなく、どう生きるか。
残された家族がどう生きていくか。
いつか読んだ、ニーチェの本にこんなことが書いてありました。
読んだ後に、強く生を感じるもの、愛や勇気を抱かせる本を読むべきだ、と。
彼女のブログはそんなものだったかもしれない。
私も本を書くということをひとつの目標にしている。どうせ書くなら、そんな本にしたい。